PROSTAFF
fly
bizen

備前 貢
プロフライタイヤー


使用モデル:STオーバルII
使用レンズ:ライトブラウン

 

(2006年1月)更新
早春から晩春にかけて、僕らの釣りはスレたマスのライズを狙うマッチ・ザ・ハッチが中心になる。開けた里川や広い本流のフラットな水面の真昼間。陽の光の加減で、逆光はもちろん、照りかえしでギラつく水面。小さくて繊細なドライフライ。神経質なライズを繰り返す、スレたマスたちの気まぐれな行動。 澄んだ湧き水の流れをなびくバイカモの陰で、何かが微かに動いた気配がする。藻の切れ目から顔だけを出して、大きなブラウンが流下する水生昆虫を吸い込んでいる。ブラウンの鼻先を目指して、そっと流し込まれた小さなニンフフライが視界から消える。ニンフを吸い込むブラウンの動きが、幸運とシアワセへのすべての判断材料となる。と、そんな濃い釣りの楽しみと興奮を、より深いもの、あるいは快適なものにしてくれるのは、必殺のフライや信頼の道具、そして手前の腕と同じくらい、進化しつくした偏光グラスが絶対的に欠かせない。今は冬真っ盛り・・・寝ぼけ眼で川辺に着いて、ウェーダー履いて準備して、偏光グラスをかけると、思わずグッと気合が入る至福の季節まで、あともう少し・・・。